ホームわかりやすい用語集わかりやすい用語集 解説:借株残(かりかぶざん)

借株残(かりかぶざん)

解説

関連カテゴリ: 株式

「売り残」の別名。売り残は、信用取引に関する売方の残高(未決済のままとなっているもの)のこと。売り残のほか、「信用売り残」ともいいます。信用取引で株式の売付け(カラ売り)を行った投資家は、証券会社から借りた売付株式を所定の期限(制度信用取引では6カ月、一般信用取引では証券会社と顧客との間で合意した期限)までに返済しなければなりません。そのまだ返済されていない売付株数の量のことを指します。

ひとくちメモ

売り残は、所定の期限までに反対売買(買い戻し)をしなければならないため、売り残が多ければ株価の上昇要因と受け止められるなど、その銘柄の今後の株価を占うひとつの目安となります。

情報提供:株式会社時事通信社