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順位相関指数(じゅんいそうかんしすう)

解説

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現在の株価が売られ過ぎか、買われ過ぎかを判断するときに使われるテクニカル指標のひとつ。英語表記「Rank Correlation Index」の略で「RCI」とも呼ばれます。ある期間内の株価(終値)に上昇順位をつけ、その期間の日数との相関関係を指数化したもので「上がり始め」「下がり始め」の時期とタイミングを捉える指標です。数値は0ポイントを中心に+100から-100の間で推移し、直近の日付になればなるほど価格が上昇してくると+100(天井圏)に近づき、直近の日付になればなるほど価格が下落してくると-100(底値圏)に近づいてきます。このため、+100に近づいた後、数値が反転し始めるときに売り転換、-100に近づいた後、数値が反転し始めるときに買い転換と捉えたりします。

順位相関指数(RCI)=〔1-(6×d)÷(nの3乗-n)〕×100
 d:「日付の順位」と「価格の順位」の差を2乗し、合計した数値
 n:期間
 日付の順位:当日(最新の日付)=1、として遡りながら、2,3,4…と順位をつけます
 価格の順位:期間中の最高値=1、として、高い順に2,3,4…と順位をつけます

情報提供:株式会社時事通信社