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ラップ口座(らっぷこうざ)

解説

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顧客が証券会社や信託銀行と投資一任契約を結び、国内外の株式や債券、不動産投資信託(REIT)などに分散投資し、安定的な運用利回りを目指す専用口座。株式など組み入れ商品の入れ替えのほか、資産運用のアドバイス、口座管理など幅広いサービスを受けられるため、「包む」という意味の英語が充てられています。手数料は、株式などでは売買ごとに支払うのに対し、ラップ口座は預かり資産残高に応じて支払います。最低投資額は300万~500万円程度まで下がり、インターネットを通じて最低投資金額1万円から利用できる証券会社も出てきたことで、退職金を預ける団塊世代に加え、主婦などにも利用が広がっています。

情報提供:株式会社時事通信社