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欧州復興開発銀行(おうしゅうふっこうかいはつぎんこう)

解説

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旧ソ連や東欧諸国の市場経済移行や民間企業育成を支援する目的で、フランスのミッテラン大統領(当時)の提唱で1991年3月に設立された国際開発金融機関。英語表記「European Bank for Reconstruction and Development」の略で「EBRD」や略して「欧州開銀」とも呼ばれます。欧州諸国だけでなく、日米を含めた71カ国が加盟しており、他に欧州連合(EU)と欧州投資銀行(EIB)も加わっています。本部はロンドンにあります。日本は設立当初からの加盟国で、英独仏伊と並び、米国に次ぐ第2位の出資国です。支援対象国は現在、中東・北アフリカ諸国などにも広がっています。

情報提供:株式会社時事通信社